
こんにちは。逗子市で鍼灸と整体を行っている治療院です。
最近、「お尻から足にかけてのしびれが気になる」「長時間座っていると足がズーンと重だるい」――そんなお悩みを抱えて来院される方が増えています。
その多くが、いわゆる坐骨神経痛による症状です。そしてその原因として非常に多いのが、実は「座りすぎ」という日常の習慣なのです。
本記事では、整体師・鍼灸師の立場から、「坐骨神経痛と座りすぎの関係」「なぜ座りすぎが神経を刺激するのか」「逗子市という地域性が関係している理由」などについて、やさしく丁寧にお話ししていきます。
- 坐骨神経痛の仕組みとよくある症状について
- 座りすぎが神経に与える影響とその理由
- 鍼灸と整体による自然なケア方法の特徴
- 逗子市のライフスタイルが坐骨神経痛に与える影響
- 自宅でできる予防やセルフケアの具体例
目次
坐骨神経痛とは?どんな症状が出るの?
坐骨神経痛という言葉を聞いたことがある方は多いかもしれませんが、実際にどんな症状なのか、詳しくはご存じない方もいらっしゃるかと思います。私たちの身体の中で、坐骨神経は腰から足の先まで伸びる、身体の中でも特に長い神経です。この神経に何らかの圧迫や刺激が加わることで、痛みやしびれが起こるのが「坐骨神経痛」です。
坐骨神経痛の症状は、人によってさまざまです。典型的なものには、お尻から太もも、ふくらはぎ、さらには足先にかけて広がるような痛みやしびれがあり、「ピリピリする」「ズキズキと鈍い痛みがある」と表現されることもあります。特に長く座っていると痛みが悪化する傾向があり、立ち上がったり歩き出す際にも違和感を覚える方が少なくありません。
中には、「腰が痛いわけじゃないのに、足がしびれる」「いつの間にか足を引きずっていた」といったご相談を受けることもあります。このような症状がある場合、早めの対応がとても大切です。無理をせず、気になることがあればどうかお気軽にご相談くださいね。
座りすぎが引き起こすカラダのSOS
現代の生活では、気づかないうちに「座っている時間」がどんどん増えています。デスクワークやスマートフォンの使用、テレビや読書など、座って過ごす時間は年々長くなっていますよね。逗子市でも、テレワークが一般化したことで、ご自宅で長時間座って過ごす方が増えています。
実はこの「座りすぎ」、体にとっては意外と大きなストレスなんです。特に、骨盤のまわりやお尻の筋肉が硬くなってしまうと、坐骨神経が圧迫されやすくなります。また、座っている姿勢が崩れることで腰椎(ようつい)への負担が増え、結果として神経に刺激が加わりやすくなるのです。
私の治療院にも、「特に重い物を持ったわけでもないのに、ある日急に足がしびれた」「長時間座ってから立ち上がると痛みが走る」といったご相談が寄せられます。このような症状がある場合、座っている時間を意識して見直すことが第一歩になります。1時間に1度立ち上がって軽く体を動かすだけでも、体の反応は変わってきますよ。
鍼灸と整体でできる坐骨神経痛のケア
坐骨神経痛のつらさは、経験した方にしかわからないものがあります。「じっとしていても痛い」「立ち上がるのが怖い」といった声もよく耳にします。でも、ご安心ください。鍼灸や整体は、そうした神経痛に対してとても相性の良い自然療法なんです。
鍼灸では、腰まわりやお尻、脚の緊張した筋肉に対してやさしくアプローチし、神経の通り道をスムーズに整えることを目的としています。細い鍼を使うため、痛みはほとんどなく、むしろ心地よくて眠ってしまう方もいらっしゃいます。
整体では、骨盤や腰椎のバランスを見ながら、無理のない調整を行います。これにより、坐骨神経への余計な圧迫が軽減されていきます。「歩くのが楽になった」「ぐっすり眠れるようになった」といった嬉しいお声も少なくありません。体にやさしく寄り添う方法で、無理なく症状を和らげていきましょう。
逗子市で増える“隠れ坐骨神経痛”とは?
逗子市は、自然に恵まれたとても素敵な街です。海沿いや山道を散歩する方も多く、比較的アクティブな印象があるかもしれません。でも最近は、「実は坐骨神経痛に悩んでいるけれど、誰にも言えずに我慢している…」という“隠れ坐骨神経痛”の方が増えてきているように感じます。
特にテレワークや在宅ワークが増えたここ数年、長時間同じ姿勢で座っている方が急増しています。「昔はこんなことなかったのに」「なんとなく足がしびれる」といった違和感が、気づかぬうちに慢性化してしまっているケースもあります。逗子市という環境に合ったライフスタイルが、逆に“座りすぎ”を招いていることもあるのです。
人それぞれ痛みの出方や感じ方は違いますが、大切なのは「我慢しない」ことです。軽い違和感のうちにケアすることが、早期改善につながります。逗子市の皆さんの毎日が少しでも楽に、そして健やかに過ごせるよう、私たちがお手伝いできたらうれしいです。
自分でできる簡単ケアのご紹介
坐骨神経痛の症状は、毎日のちょっとした習慣を見直すことで、やわらぐことがあります。無理なくできる範囲で、少しずつセルフケアを取り入れてみませんか?ここでは、ご自宅でもできる簡単なケアをいくつかご紹介します。
まず大切なのは、「長時間同じ姿勢を避ける」こと。1時間に一度は立ち上がって、軽く体を動かしましょう。背伸びや足踏みなど、ほんの数分でかまいません。それだけでも血流がよくなり、神経への負担が軽くなります。
次におすすめしたいのが、お尻の筋肉(とくに梨状筋)をほぐすセルフマッサージです。テニスボールを使って、お尻の下に置き、ゆっくり体重をかけていくと、筋肉の緊張がゆるんでいきます。力任せにせず、痛気持ちいい程度で続けるのがコツです。
また、座る姿勢にも注意してみてください。骨盤を立てるよう意識するだけで、腰への負担は大きく変わってきます。クッションや座布団を活用するのもおすすめですよ。こうしたセルフケアを継続することで、坐骨神経への刺激を減らし、症状の緩和につなげることができます。
よくある質問(Q&A)
Q1. 坐骨神経痛って自然に治ることもありますか?
軽い症状であれば、しばらく安静にすることで落ち着く場合もありますが、原因が生活習慣や姿勢にある場合は再発しやすい傾向があります。違和感のあるうちに適切なケアを受けることが、早期改善につながります。
Q2. 鍼灸は痛くないですか?初めてで不安です。
はい、ご安心ください。鍼灸に使う鍼は非常に細く、注射とはまったく違います。「思ったより痛くなかった」「刺されたのに気づかなかった」とおっしゃる方がほとんどです。リラックスして施術を受けていただけるよう、丁寧にご説明しながら進めます。
Q3. 逗子市以外に住んでいますが、通っても大丈夫ですか?
もちろん大丈夫です。横須賀市、葉山町、鎌倉市などからも多くの方にご来院いただいております。駅からのアクセス方法や駐車場の有無など、詳しくはお気軽にお問い合わせください。
Q4. 施術は何回くらいでよくなりますか?
症状の程度やお体の状態によって個人差がありますが、初回の施術で変化を感じる方もいらっしゃいます。目安としては、最初の3〜5回を集中的に受けていただくと効果が出やすいです。その後は様子を見ながら間隔を調整していきます。
Q5. 自宅で気をつけることはありますか?
はい、日常生活での工夫もとても大切です。長時間の座りすぎを避けること、適度なストレッチ、正しい姿勢を保つことが基本となります。お一人おひとりに合わせたアドバイスもお伝えしていますので、施術中にお気軽にご相談ください。
桜山鍼灸整骨院
【住所】
〒249-0005 神奈川県逗子市桜山4丁目2−25 杉山ビル 1F左号
【電話】0468737863
この記事のまとめ
- 坐骨神経痛は、お尻から足にかけて痛みやしびれを引き起こす神経の圧迫が原因です。
- 長時間座る生活習慣が筋肉や姿勢に悪影響を及ぼし、症状を悪化させることがあります。
- 鍼灸や整体は、神経への圧迫を和らげ、自然な方法で改善をサポートします。
- 逗子市ではテレワークなどにより“隠れ坐骨神経痛”が増えてきています。
- 予防には、姿勢の見直しや軽い運動・セルフマッサージが効果的です。