坐骨神経痛の時がやってはいけない座り方
  • お尻から足にかけて痺れる
  • 長時間の座りっぱなし、立ちっぱなしが辛い
  • 腰を反らしたり身体を曲げると痛みが強くなる
  • 歩くと痛みが出て歩けなくなるが、休むと歩けるようになる

このような症状でお困りではありませんか?

坐骨神経痛は、腰から足まわりに痛みやしびれなどの症状が現れる状態であり、頭痛や肩こりと同じような症状を示す言葉です。この病名ではなく、長時間の運転やデスクワークなどで長時間座り続けることによっておしりの筋肉がこわばり、症状が出やすくなるという特徴があります。

短い休憩を取ると痛みは軽減しますが、根本的な改善策を講じない限り、すぐに痛みが再発します。さらに、症状が悪化すると、座ることや歩くことなどの日常動作が困難になる場合もありますので、早めの対処が必要です。

坐骨神経痛の時の座り方

今回は、座り方についてお話しをさせていただきます。

腰をまっすぐ伸ばしていても、足の裏が均等に地面に接していない場合、正しい座り姿勢とは言えません。
足先から踵までをしっかりと地面につけましょう。



この際には、足裏の内側や外側が地面から離れないように気をつけてください(ただし、土踏まずの部分は浮きます)。また、左右での差がないことも重要です。



右足はしっかり地面についているのに対し、左足が少し浮いているなどの状態がないように意識しましょう。

人のお尻には坐骨という骨があります。

この坐骨が左右均等に椅子に当たっていないと、骨盤のバランスが崩れることになります。

悪い座り方では、坐骨が椅子に十分に接触せず、腰が丸まった状態になることが多いです。
また、左右の均等性も重要です。

座っているときに、肩の高さが左右で異なる場合もあるかもしれません。
右肩が下がっている場合は、右の坐骨に過度の重量がかかっていることを意味します。
できるだけ体重を左右均等に分散させるように心がけましょう。