逆子

逆子とは

医学的には「骨盤位」とも言われは、赤ちゃんが子宮の中で頭が上に、おしりや足が下に向いている状態のことで、
「逆子」とも言われています。

この状態は自然に正常位に戻ることもありますが、出産時までに戻らないと、赤ちゃんに危険が及ぶ可能性が高まります。そのため、逆子のままの妊婦さんは、帝王切開で出産することが多いです。

日本では、約5%の妊婦さんが逆子で出産しています。

逆子の原因は?

逆子の原因は、骨盤や胎児の大きさ、羊水の量などによる場合もありますが、多くは不明で、どなたでも逆子になりうるといえます。

東洋医学の観点からは、お母さんの身体が冷えると、逆子が起こりやすいと考えられています。

人の身体は、ストレスや悩み、過度な仕事、生活習慣、交通事故などの外傷、環境などさまざまな要因で、気血の流れ(血流)が滞ったり偏ったりして、徐々に冷えが発生してきます。

特に下半身や下腹部が冷えているお母さんは注意が必要と言えます。

お母さんの下腹部が冷えると、
赤ちゃんは大切な頭を保護しようとして、

上向きになってしまうことがあります。
このように逆子は赤ちゃんの自己防衛の反応と

考えられることもあります。