坐骨神経痛と糖尿病の関係や違いについて

こんにちは。
逗子市の桜山鍼灸整骨・整体院です。

今回は坐骨神経痛と糖尿病の関係についてのお話です。

坐骨神経痛と糖尿病の関係

糖尿病は、坐骨神経痛を引き起こしませんが、糖尿病性神経障害という別の問題が起こることがあります。

糖尿病性神経障害は、糖尿病の合併症として現れ、痛みやしびれといった症状が起こります。

この症状は坐骨神経痛にとても似ていますが、実は違いがあります。

坐骨神経痛と糖尿病性神経障害は、

どちらも足や腰に痛みやピリピリ感を引き起こします。また、両方とも体の力やバランスに影響を与えます。しかし、原因や症状の始まり方が異なるのです。

糖尿病は、血液中の糖分の調節がうまくいかなくなる病気です。



血糖値が高くなり続けると、神経やその周りの血管が正常に働かなくなり、足や腰に坐骨神経痛に似た痛みやしびれが現れます。

坐骨神経は、体の中で一番大きくて長い神経です。

坐骨神経が傷つくと、その通り道である坐骨神経領域に痛みが生じます。一方、糖尿病性神経障害では全身の神経が影響を受けますが、坐骨神経痛は足や腰に限定され、多くの場合、片側のみに症状が出ます。

坐骨神経痛の原因として、骨棘、脊柱管の狭窄、椎間板のヘルニアが一般的です。

糖尿病性神経障害の痛みはつま先など末端から始まります。または坐骨神経痛の多くは片脚に起きます。

脚の両側が痺れるようでしたら、医療機関での検査が必要になります。